徒然なるままにニューヨーク生活日記

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zoom RSS 大統領Primariesの終盤

<<   作成日時 : 2008/06/04 09:35   >>

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イヤー久しぶりに投稿してみました。ちょっと部長から州政府情報分析局内ディレクターに昇進して、忙しかったので、おっくうになってました。
いよいよ最終段階にきましたDemocratsのプライマリー。ニューヨークで州政府という位置づけに勤める職業柄、色々な情報が入ってくる訳ですが、ここまでの選挙戦、やっぱり振り返ってみてヒラリーの取った策は、高等学歴層に逆風になってしまいました。嘘や、論理的でないロジックはぼくらには通用しません。うちの部署は全員がAttorneyのライセンスを持つ弁護士集団(私だけ統計局長なので、別の修士号で例外)。所謂高等学位層。中でもここニューヨークはヒラリーが州の連邦議員を務めるお膝元であるにもかかわらず、その汚い選挙戦のあり方に、同僚や上司のアメリカ人から非難も多く、まったくもってヒラリークリントン離れを助長してしまいました。必ずしも彼女がコメントした訳ではないですが、彼女の直属のアドバイザーやサポーターが正式な場でコメントした内容は、やや常識を逸していて、なんというか選挙権のない私も、さすがに見ていて嫌気がさしたくらいです。まあ、ざっというと、彼女が放った豪快なコメントの中でも、凄いのが、「オバマ陣営は女性差別主義集団」、「オバマはドラッグにはまっていた黒人ドラッグ危険人物」、「ブルーカラーワーカー層を無視した政策主義者」等。またDelegatesカウントでは、自分で注目を集めるために先走って選挙活動したミシガンとフロリダでは、民主党から選挙規約違反で、罰則を言い渡され、罰として票をカウントすべきでないと自分で提示。オバマにも同意させ、票からオバマやエドワードの名前を消させておいて、後になってから、負けそうに(ていうか大差で負けてるんですが認めない)なったとたん、「ていうか数えるべきでしょ。私はフロリダとミシガンで勝った。これは不正だ。」ってオバマを不正呼ばわり。ていうか誰もいない投票から名前をカウントすれば、そりゃあんたが100%勝つでしょっツーの。おまえは犯罪者か?

さすがにうちの嫁も呆れて、もうヒラリーには生涯投票しないと言わしめたほど。ほぼ全員のアメリカ人同僚が同じことをいっております。

中でも圧巻なのが、獲得票のカウントロジック。彼女いわく、「Republicanに取られる可能性のある州(SwingStateといっています)では、私が圧倒的に得票数が高い。」といっている部分。いや、気持ちは分かるんだけど、統計を日々している私からみると、「いや、でもあんたさ、その中の幾つかの州って、そもそもDemocratsが選挙対象外としている州で、議論する意味がまったくないんですけど。」っていう普通の日本人がするつっこみは通用しません。爆走とはこのことで、聞いている側は勢いに押されて「おお、なんかそうかもしれないぞ。」っていう流れになっちまいます。特に言い方悪いですが(すいません)、ぶるーカラーわーかーといわれる、所謂肉体労働者層は理解できませんから、この層から圧倒的人気を誇るヒラリーな訳ですが、なんとなく、その訳がわかる気もします。ようは投票者を言葉巧みにだましている訳で、これも政治家の腕なのかも知れませんが、日本ではあり得ない(つうか倫理上できない)議論展開ですよね。
あと、「いやまじでもうやめなよヒラリー」って思ったのが、「私はPopularStateでは圧倒的に勝っている。私のほうが得票が多いのよ。」ってしきりにTVでいって、後ろにいる支持者たちが「Yeah!」とか盛り上がっている訳ですが、またさりげなく突っ込みたいのが、「つうかさ、あんたオバマのほうが絶対数で票数は1700万人以上多くとっているんだよ。どこからその計算したの?ふんふん、ていうかあなた!オバマが勝った州の母集団カウントして無いじゃん!!」てなばかげた感じ。不正統計なんですが、これも爆走気味。
信じられますか??まあ、でも悲しいかな、ブルーカラーワーカーの支持者にはその論理で受けているんですな。
でも流石に誤ったのが、「何故オバマが統計上決定的に勝っていて、党内一致してマケインを倒すために、あなたは退くべきだといわれているのに、まだ選挙に残ろうとしているんですか?」の突っ込みに対し、ぷっちんきちゃったのか、「なにいってんのよ。私のほうがより素晴らしい候補者だし、彼が負けを認めるまで退陣しないわ。(つうか負けてるんですけどあんたが)それに、歴史を見ればロバートケネディだって選挙戦途中で暗殺されたじゃない。私もそういう可能性がある以上残るわ。」といったこと。これは何かというと、つまり、過激なヒラリーの黒人差別層サポーターを刺激して、オバマの暗殺を促したとされるコメントだったことです。これには流石に民主党代表も「誤りなさい。」といったようで、流石にヒラリーもケネディー一家に睨まれたくないので謝罪していました。まあ、なんというか人を殺せば勝てるなんてこと示唆しちゃいけません。

まあ、不正じゃねえかこのコメント?っていう突っ込みが方々の識者からTVの討論会を通じたり、CNNやCBSで入っている訳ですが、まあヒラリーは爆走しています。CNNも「彼女は引き際をどう考えているんでしょうか?」などとコメントしていたけど(つうか引けよみたいなノリ)、それにものすごい勢いで反発して「まったく持って退陣の意思はないわ。」と今日1時間前に宣言しました。でもやっぱり政治家ヒラリー。(彼女は嘘をついたり、コメントを頻繁に変えることで超有名)その30分後にオバマが後10票で2118票に達し、指名宣言できると分かった途端に、「でもオバマがいうなら喜んで助けるわ(副大統領になってもいいわ。を示唆)」とコメント。ていうかあほか・・・、指名しないっつーのあんたなんか。それいうなら、「指名してくれませんか?」だと思うんですが、そう思うのは私だけなのでしょうか。。。。武士道を持つ日本人の精神からすると、なんというか負けを認める美徳というものが、まったく持ってヒラリーには響かないどころか、負けてるのに、やや脅し気味に副大統領にしろと公式の場で言っている彼女が理解しがたい。ようは負けたと思ってないからやっかいです。

いずれにせよ、冗談みたいな話ですが、ところが仰天、アメリカの超アメリカ社会で働くと、こういう奴がごろごろいます。(まじです)日本ではにわかに信じられませんが、7割がこんなのばっかりです。私はアメリカにいる他の大方の日本人の皆さんと違って、完全にアメリカ政府でアメリカ社会。日本人は一人もいません。なので、こういうカルチャーには慣れています。疲れますが。

Anyway,あと5DelegatesでオバマはDemocratsの大統領選指名代表になります。現地時間で現在8時4分でした。
それではまた。

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